こんばんは、初めまして三宅と申します。
今回のご依頼は17歳の娘を持つお母様からでした。
最近娘の帰る時間が遅いので調べてほしいとのことでした。
お母様が娘さんに『どこに行ってたの?』と聞いても『別に。。。』とだけ。反抗期というのもあり会話はいつもこの様な感じ。
さっそく張込み、尾行、調査した結果、娘さんは某ファミリーレストランでアルバイトをしていました。
その旨をお母様に報告。ご依頼は無事終了。
私はヒロインズの事務所に帰社し、城野に仕事内容を報告していました。すると一本の電話が鳴りました。電話は今回の依頼者のお母様でした。そして、電話内容は以下のようなことでした。
お母様が娘さんにバイトしてることを聞いたそうです。娘さんに何を言っても何を聞いても無視。やっと口を開いたと思ったら『別に。。。』
お母様が何度も何度も問いただしていると、娘さんは泣き始めました。そして泣きながらこう言いました。『最近お母さん体の具合も良くないし、私が幼稚園の時から女手一つで育ててくれたし、携帯代と光熱費くらい払いたかったんや!』
私も電話を聞きながら涙してしまいました。
娘さんは母子家庭で育ち、ずっとお母様の背中を見て育って来たのです。そのお母様に少しでも親孝行をしたかったらしく、バイトを始めたのでした。
そして、まだ数万円しか貯まってない通帳を見せてもらったそうです。
お母様は通帳がクシャクシャになるくらい握り、通帳に記入されたインクは滲んでいたそうです。
ありがとうございました。 ヒロインズ 三宅
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